オンライン講座でクレジットカード決済導入を考えたときに読むページ

オンライン講座
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はじめに

オンライン講座運営にてクレジットカード決済は必須とも言えます。このページではそんな事業者様に向けクレジットカード決済導入の基本的な情報をご案内します。

オンライン講座とクレジットカード決済について

コロナ禍以降、様々なレッスンやスクールを自宅にいながらオンラインで受講することが可能となり便利な時代となりました。当然ながらその受講料金も対面ではないキャッシュレスな方法で実施されることがほとんどです。

現在、クレジットカード決済はキャッシュレス決済の中でも83.5%(※)と著しく利用の多い決済手段です。

その背景には、クレジットカード決済には導入企業にも利用者にも多くのメリットがあるという事があります。その仕組みや特徴を理解し、クレジットカード決済をうまく活用しましょう。

24年3月29日 経済産業省ニュースリリース より

クレジットカード決済導入のメリット

オンライン講座やでクレジットカード決済を導入した場合のメリットをご紹介します。

先ずは運用の効率化です。
受講費用をもし銀行振込みで徴収しようとした場合、請求書を作成し、送付し、入金してもらい、入金確認をする必要があります。これがクレジットカード決済であれば大幅な手間の軽減に繋がります。

そして未収リスクの軽減です。
申し込みがあったのに入金がされず、何度も催促したのにもかかわらず、結局キャンセルになってしまうというリスクが、クレジットカード決済であれば軽減されます。

さらに顧客管理業務の軽減です。
クレジットカード決済はリアルタイムに決済がデータ化されます。誰がいついくら決済したのかといった紐づけが簡単にできるため、申込者と入金者の照会業務が大幅に軽減されます。

このようにクレジットカード決済を導入したオンライン講座事業者には多くのメリットが見込まれるのです。

クレジットカード決済を利用する顧客のメリット

続いて利用者側のメリットも考えてみましょう。

最大のメリットとして考えられるのが手間の軽減です。
せっかく受講したいオンライン講座があったとしても、銀行振り込みでは手間となります。やる気になった情熱を冷ますことなく決済できることは顧客にとって大きなメリットです。

次に考えられるのが支払いの柔軟性です。
クレジットカード決済には即時現金が引き落とされるわけではなく後日の支払いとなります。またカードの種類によってはあとから分割支払いに変更できる場合もあります。これによって利用者は無理のない支払いが可能となるのです。

そして忘れてはいけないメリットとしてポイント還元などの特典です。
大半のクレジットカード会社は利用金額に応じてポイント付与が行われます。これは現金払いでは決して得られない特典であり、クレジットカード決済を利用する理由の一つでもあります。

このように利用者にとってもクレジットカード決済は多くのメリットももたらすのです。

クレジットカード決済導入のコストと手数料

一般的にクレジットカード決済を導入する際には以下のような費用が発生します。

初期費用:
クレジットカード決済システムの導入費用です。事前予約時にオンライン決済をしたり、予約確定メール内に決済用URLを記載したりなどやり方は様々で、それらに対応したシステムの導入費用が必要となります。契約する決済会社に想定している利用シーンを相談し最適なシステムを提案してもらうことが良いでしょう。

月額費用:
システム利用料などの月額固定費用です。料金体系は契約する決済会社によって異なります。こちらも決済会社に利用シーンを相談してみましょう。

決済手数料:
決済会社がカード決済ごとに徴収する手数料です。売上金額の一定割合が手数料として引かれます。一般的には3.5%前後の場合が多いですが、事業実績やビジネス規模、また決済の流れなどによって異なります。

上記以外にも予約システム利用料などのなどの別途コストがかかる場合がありますのでご注意ください。

クレジットカード決済の導入手順

オンライン講座事業者がクレジットカード決済を導入する流れは以下のとおりです。

決済会社の選定:
先ずは契約する決済会社の選定です。想定している利用の流れを具体的にして相談するのが良いでしょう。類似するサービス事業社などがあるとイメージしてもらいやすいかもしれません。複数社から情報を取り寄せて、各種コストなども比較し選定しましょう。

加盟店契約:
次に、選択した決済会社とクレジットカード加盟店契約をします。契約前には加盟店審査があり店舗情報などを提出し審査申請をします。審査期間は決済会社によって異なりますが一般的には1ヵ月ほどです。講座開催時期に併せ、十分に余裕をもって契約をしてください。

決済システムの導入:
決済会社から提供されるシステムの設定など利用準備を進めます。受講者の予約導線に従って利便性を欠かないかシミュレーションもしましょう。

利用研修後に利用開始:
組織で運営している場合には、操作方法や決済処理の手順などを担当者にレクチャーし利用開始となります。決済の確認方法や、キャンセル時の処理方法などもしっかりと把握しましょう。

また利用時に不具合が発生した時などに備え、予め決済会社には不具合対応窓口の有無や対応時間などを確認しておくことも重要です。

クレジットカード決済会社選びのポイント

オンライン講座事業者において決済会社選定で最も重要なポイントは、自社の想定しているオペレーションに対応した決済サービスを提供しているか否かです。利用者が御社の提供する講座を見つけて、予約をして、決済をして、受講をするという全体の流れに対して妨げとならないシステムであることが重要です。

そして決済手数料も重要なポイントとなります。決済手数料は利益に直結するためできるだけ低価格な決済会社を選ぶことが大切です。

その他、初期費用・月額費用などのコスト面ももちろん重要です。複数の決済会社から情報を取り寄せて比較検討することをおすすめします。

まとめ

クレジットカード決済の導入は、オンライン講座の運営を一歩先へ進める重要な要素です。

このページでご紹介したとおりオンライン講座でのクレジットカード決済の導入は、多くのメリットを享受できる一方で、準備と管理が重要な鍵を握ります。クレジットカード決済の導入に向け、是非前向きに検討してみてください。