はじめに
塾・スクールでのクレジットカード決済導入のメリット
これまでの現金や口座振替では、集金や未払い対応に時間を取られがちでした。
塾やスクールでクレジットカード決済を導入する最大のメリットは「月謝回収の効率化」です。
運営側にとっては、集金や振込確認にかける時間を削減でき、未払いリスクも軽減されます。
入金サイクルが安定することで経営管理もしやすくなります。
一方、保護者にとっても「振込の手間が省ける」「ポイントが貯まる」などの利便性があり、満足度向上につながります。今や保護者の多くが「カード払いできるスクール」を選ぶ時代。導入は信頼度向上にもつながります。
参考記事 文部科学省 令和3年度子供の学習費調査
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クレジットカード決済導入までの手順
クレジットカード決済を始めるには、次の流れが基本です。
決済サービスを選ぶ:
はじめにクレジットカード決済サービスを提供する決済会社を選定します。利用シーンを考慮し各種コストだけでなく、月額継続決済の可否や、分割決済などの利用可否なども確認が重要です。複数の決済会社の情報を比較検討し自社にとって最適な決済会社を選択しましょう。
具体的にはSquare、Airペイ、STORESなど、各社の手数料やサポート体制を比較しましょう。
申込・審査:
次に、選択した決済会社とクレジットカード加盟店契約をします。契約前には加盟店審査があり店舗情報などを提出し審査申請をします。審査期間は決済会社によって異なりますが一般的には1ヵ月ほどとなります。
端末やシステムの導入:
決済会社から提供される端末やシステムの設置をし使用可能な環境を整えます。月額継続決済の場合にはオンライン手続きが可能なシステムを提供している会社もあります。その場合には、顧客との契約から決済までの流れを運用面でも整えることが重要です。
運用開始:
操作方法や決済処理の手順などを担当スタッフに研修し、いよいよ利用開始です。保護者に案内し、支払い方法を切り替えていきます。導入初期はサポート窓口を活用すると安心です。
また利用時に不具合が発生した時などに備え、予め決済会社には不具合対応窓口の有無や対応時間などを確認しておくことも重要です。
クレジットカード決済導入にかかる費用と手数料
クレジットカード決済を導入する際に気になるのは「手数料」と「初期費用」です。導入時に必要となる主な費用をご紹介します。
初期費用:
多くのサービスは端末代のみで、1〜3万円程度、最近は無料キャンペーンもあります。ただ、月額継続決済利用時には別途設定費用が掛かる場合もあるので要確認です。
月額費用:
基本的に無料な決済会社が多く、売上がある時だけ手数料がかかる仕組みが主流です。
決済手数料:
一般的には3.5%前後が目安です。塾・スクールなどの教育関連業種に対しては2%前後の特別手数料が適用される場合もあるようです。
👉 現金管理の手間や未回収リスクを考えると、手数料は必要経費と割り切って導入する価値があります。
塾・スクールで導入可能な主要サービスの比較
塾やスクール事業で導入が可能と思われる決済会社をご紹介します。
「どのサービスが自分の塾に合うのか?」を知るには、まず資料を見比べるのが一番です。
最適な導入方法を短時間で理解でき、すぐに活用イメージがつかめます。
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Square(スクエア)
Squareもまた様々な業種で導入実績があり、塾・スクールでも導入実績があるようです。
毎月の継続決済にも対応しています。
(関連ページ)SQUARE(スクエア)の評判と導入の実態!他の決済サービスと徹底比較
STORES(ストアーズ)
STORESもまた塾・スクールで導入が可能のようです。
塾・スクール向け予約システムも提供しており、自動継続課金も対応しています。
(関連ページ)STORES(ストアーズ)の評判と導入の実態!他の決済サービスと徹底比較
Airペイ
Airペイは条件付きで塾・スクールで導入が可能のようです。5万円未満の月謝で月々徴収であれば可能となっています。
但し、自動継続課金は対応していません。
(関連ページ)Airペイの評判と導入の実態!他の決済サービスと徹底比較
まとめ
塾・スクール事業は「特定継続役務」に該当する場合があります。そのため一部の決済会社では導入不可となっています。
もし過去に1度でも審査が通らなかったとしても諦めてはいけません。対応可能な決済会社に相談してみましょう。