自動車販売でクレジットカード決済を導入する手順

はじめに

自動車販売店でクレジットカード決済を導入するには？
ここでは自動車販売店様のクレジットカード決済導入手順やコストをご紹介します。

自動車販売でクレジットカード決済は必要？

クレジットカード決済は必要？

別の記事（※）でご紹介のとおり自動車販売店におけるクレジットカード決済導入はとても大きな意味があります。特に中古車販売では全額クレジットカード決済が可能な販売店も増え、またクレジットカード決済比率も多くなってきているようです。このように潜在的なクレジットカード利用需要は高いと考えられています。

また、クレジットカード決済導入は自動車販売店だけでなく利用者にとっても多くのメリットがあります。これら背景を考えると、自ずと導入の必要性が見えてくることと思います。

導入の手順は？

一般的にクレジットカード決済導入の手順は以下のとおりです。

決済会社の選定：
はじめにクレジットカード決済サービスを提供する決済会社を選定します。
各種コストだけでなく、分割決済などの利用可否なども確認しましょう。複数の決済会社の情報を比較検討し自社にとって最適な決済会社を選択することが重要です。

加盟店契約：
次に、選択した決済会社とクレジットカード加盟店契約をします。
契約前には加盟店審査があり店舗情報などを提出し審査申請をします。審査期間は決済会社によって異なりますが一般的には1ヵ月ほどとなります。

端末やシステムの導入：
決済会社から提供される端末やシステムの設置をし使用可能な環境を整えます。据え置き型端末であればレジ横などに設置するのが全体導線を考えた時に良いかもしれません。ポターブル型であれば場所を選ばずに便利です。

社内研修後に利用開始：
操作方法や決済処理の手順などをスタッフに研修しいよいよ利用開始です。決済金額が大きくなると予想されるため、決済エラーが出た際の対応もマニュアル化しておくことが良いかと思います。それぞれ複雑な作業ではありませんが、一般スタッフでもできるように研修することが重要です。

また利用時に不具合が発生した時などに備え、予め決済会社には不具合対応窓口の有無や対応時間などを確認しておくことも重要です。

決済手数料や導入コストは？

クレジットカード決済を導入する際の主な必要コストをご紹介します。

決済手数料：
決済会社が取引ごとに徴収する手数料で、自動車販売店とっては最も重要なコストです。売上金額の一定割合が手数料として引かれます。手数料率はカード会社や決済会社によって異なりますが、一般的には3.5％前後が目安となります。

初期費用：
クレジットカード決済用の決済端末費用やシステム導入費用です。決済会社によって金額は異なりますが、無料で提供している会社もあります。

月額費用：
システム利用料や端末利用料などの月額固定費用です。料金体系は決済会社によって異なりますが初期費用と同様で無料の会社もあります。

上記以外にも、インターネット環境の維持コストやタブレット端末を店舗側で準備しなくてはならない場合には別途コストがかかりますのでご注意ください。

導入可能な決済会社は？

自動車販売事業で導入が可能と思われる決済会社をご紹介します。詳しくは各社にご相談ください。

Airペイは様々な業種で導入実績があり、自動車販売店でも導入実績があるようです。
（関連ページ）Airペイの評判と導入の実態！他の決済サービスと徹底比較

stera pack（ステラパック）もまた自動車販売店での導入は制限されていないようです。
（関連ページ）ステラパックの評判と導入の実態！他の決済サービスと徹底比較

スマレジ PAYGATEもまた自動車販売店での導入に制限は確認されませんでした。
（関連ページ）スマレジPAYGATEの評判と導入の実態！中小店舗でも簡単に始められる方法

Squareもまた様々な業種で導入実績があり、自動車販売店でも導入実績があるようです。
（関連ページ）SQUARE（スクエア）の評判と導入の実態！他の決済サービスと徹底比較

STORESもまた様々な業種で導入実績があり、自動車販売店でも導入実績があるようです。
（関連ページ）STORES（ストアーズ）の評判と導入の実態！他の決済サービスと徹底比較

自動車販売店でクレジットカード決済導入した場合、顧客のメリットがとても大きいと考えられます。顧客にとって自動車の購入は大きな買い物です。そのため決断に至るまでに多くの葛藤が生じます。そのうちの一つがクレジットカード決済導入によって後押しとなるならば、それは大きな武器となります。